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男性刺され死亡 福生駅前の路上 交通トラブル?(産経新聞)

 27日午後10時半ごろ、東京都福生市東町の路上で、「友人が刺された」と110番通報があった。警視庁福生署によると、同市に住む無職の男性(22)が刃物を持った男に刺され、病院に搬送されたが間もなく死亡した。男は黒っぽい車で現場から逃走、同署では傷害致死事件として捜査している。

 同署によると、男性は知人と2人で路上を歩いていたところ、男が車から降りてきて「刺すぞ」と脅し、男性を刺したという。捜査関係者によると、交通を巡るトラブルがあったとの情報もある。

 現場はJR福生駅前の繁華街。

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【健康】「病気の苦しさ」語りデータベース 治療法を選ぶヒントに(産経新聞)

 病気で苦しむ人の不安解消に役立てることなどを目的に、病気の苦しさや悩みを体験した人の語りを掲載したウェブサイト「健康と病いの語りデータベース」が公開されている。現在閲覧できる乳がんについて、43人分を掲載。患者ごとに異なるさまざまな経験を知ることができ、運営するNPO法人は「治療法を選ぶ際などのヒントとして役立ててほしい」としている。(森本昌彦)

 ◆英国で立ち上げ

 ウェブサイトを運営しているのは、医師や患者、医療などの研究者らでつくるNPO法人「健康と病いの語りディペックス・ジャパン」(東京都中央区)。英オックスフォード大学の研究者たちが2001年に立ち上げた「ディペックス」という名称のデータベースをモデルにした。

 「患者さんが自分の体験を語って、その語りを別の患者さんが見ればその人の役に立つのではないかと思いました」。発起人の一人で、ディペックス・ジャパン事務局長の佐久間りかさんは語る。医療従事者にとっても患者の率直な思いを知ることができるなど、さまざまな分野への貢献が想定できるという。

 平成17年に渡英し、データベースの仕組みや運営方法などを調査した。その後ビデオ撮影方法を学んだり、データ分析のやり方を検討し、20年から本格的に患者のインタビューを開始。21年12月から乳がん患者の語りを公開した。

 ◆ほかの病気でも

 現在公開されているのは乳がんの患者43人。乳がんと診断されたときの年齢は20代から70代以上まで。年齢のほか、治療法などによっても検索することができ、動画、文章で経験を見ることができる(一部の人は文章のみ)。文章も語り口調で構成されており、その理由について佐久間さんは「語りの力は大きい。(語っている患者の)顔を見たり、声を聞いたりすることで生々しさが伝わるし、情報に対する信頼度が上がる」と説明する。

 正確な情報を伝えるため、インタビューした後に医師や患者会のスタッフらが内容をチェック。語りで登場する薬の名称が間違っていたりした場合に内容を修正したりしている。

 乳がんだけでなく、前立腺(せん)がんの患者へのインタビューも既に終え、今年6月には前立腺がんの患者の語りも公開するとともに、乳がんの患者の語りも51人に増やす予定。将来は認知症についても公開を目指している。

 佐久間さんは「正しい治療法がどこにあるのかを探している人が多いと思うが、そういう情報提供はしていない。色々な立場の人の声を載せており、ほかの人がどうやって治療法を選んだのか、どう生きたのかが見られる。自分が治療法などを選び取る際のヒントにしてほしい」と話している。

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武田薬品の不眠症治療薬など5品目を承認へ(医療介護CBニュース)

 厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会は3月24日、武田薬品工業のロゼレム錠(適応=不眠症における入眠困難の改善)など3品目の承認の可否について審議し、承認を了承した。併せて厚労省から承認する方針が報告された10品目についても了承した。これを受け、厚労省は4月中に正式承認する。武田薬品の製品が13品目中、5品目を占めている。

 審議・承認了承となった新薬3品目は、既存薬にない新しい作用メカニズムを持つ。ロゼレムは「メラトニン受容体作動薬」で、厚労省は「既存薬で問題となる記憶障害や離脱症候といった副作用が起こりにくいのが特長」としている。参天製薬のジクアス点眼液(ドライアイ)は、涙液構成成分や水分の分泌を促進する「P2Y2受容体作動点眼薬」で、新しい治療選択肢となる。アレクシオンファーマのソリリス点滴静注が適応とする「発作性夜間ヘモグロビン尿症」の患者数は全国で430人で、うち重症の100人前後が投与対象になるという。

 報告・承認了承となった新薬10品目のうち、武田薬品の製品は▽ネシーナ錠▽メタクト配合錠(共に2型糖尿病)▽ユニシア配合錠(高血圧症)▽ベクティビックス点滴静注(結腸・直腸がん)―の4品目。

 このほかの6品目は、▽日本アルコンのデュオトラバ配合点眼液(緑内障、高眼圧症)▽田辺三菱製薬のレミケード点滴静注用(強直性脊椎炎の適応追加)▽ファイザーのリリカカプセル(帯状疱疹後神経痛)▽久光製薬のフェントステープ(中等度から高度の疼痛を伴う各種がんにおける鎮痛)▽万有製薬のコソプト配合点眼液(緑内障、高眼圧症)▽協和発酵キリンのネスプ注射液(腎性貧血を適応とする新投与経路・新効能)―。


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看護師離職率、わずかに低下=研修・支援体制がカギ-協会調査(時事通信)

 2009年の看護師の離職率は常勤11.9%、新卒8.9%で、ともに前年より低下したことが23日、日本看護協会の調査で分かった。離職を防ぐには、教育研修体制や私生活との両立を支援する体制が重要であることも浮かび上がった。
 調査は、病院の看護管理者を対象に毎年実施している「需給状況調査」。昨年10月に実施し、約3500病院が回答した。
 常勤看護職員の離職率は11.9%で、前年から0.7ポイント低下。年々少しずつ上昇していたが、04年の水準に戻った。1年以内の新卒看護職員の離職率は8.9%で、0.3ポイント低下し、初めて8%台となった。
 看護部門における教育研修責任者の配置など、新卒看護師の教育体制と離職率の関連を見ると、十分整備されている病院は8.8%、一部整備されている病院は9.0~9.4%、全くされていない病院は13.4%だった。責任者が他の業務兼任の場合と比べ、専任の方がより離職率が低かった。 

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夕映えの二上山と西方浄土(産経新聞)

【麗し大和】(12)

 夕日の向こうは西方浄土。人々がそう信じたのも無理はない。空をあかね色に染めた美しい二上山(にじょうざん)の落日は、この世で見る浄土の眺めそのものだったろう。

 山と自然が織りなす景勝美は、今も昔も人々が奈良にひかれる理由の一つだ。古来、国中(くんなか)と呼ばれた奈良盆地に立つと、朝日が昇る東に三輪山、夕日の沈む西にはちょうど二上山が見え、その配置の妙に古代信仰の一端を見る気がする。春分の日が近づいたこの日、撮影スポットで知られる三輪山麓(さんろく)の檜原(ひばら)神社(大神神社の摂社)では多くの人が日没を待っていた。

 二上山を「生の世界と死の世界をわける結界」といったのは作家の五木寛之氏。山を越えるとそこは聖徳太子ゆかりの大阪・太子町で、古代陵墓や古墳群がひしめく。大和の人々にとって、文字通り山の向こうは“死者の国”だった。近著「親鸞(しんらん)」では聖に「二上山のかなたに沈む夕日をながめれば、きっと理屈でない浄土がわかるだろう」と語らせていて興味深い。

 実際、二上山雄岳(おだけ)の頂上近くには墓がある。謀反の罪で死んだ悲劇の皇子、大津皇子(おおつのみこ)とされ、姉、大伯皇女(おおくのひめみこ)の歌が有名だ。

 うつそみの人なる我や明日よりは二上山(ふたかみやま)を弟(いろせ)と我(あ)が見む(万葉集)

 近しい人を亡くした悲しみは、時を選ばず忍び寄る。皇女にとってどこからも見える山こそが弟をしのぶよすが。夕映えの二上山はまさしくこころの浄土だったろう。

文 山上直子

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